【2020.02】「怖い糖尿病合併症とは」「生活習慣病予防」
糖尿病は、血糖値が高い状態が、慢性的に続く病気です。インスリンと言うホルモンが足りなかったり、効かなかったりするとことが原因です。自覚症状がないからと言って、高血糖の状態を放置していると、体中の血管がボロボロになってしまい、糖尿病性網膜症や腎症、神経障害などの怖い合併症を引き起こしやすくなります。糖尿病合併症は何が怖いのか、糖尿病に詳しい「上落合真クリニック 院長・實重真吾先生」にお話しを伺いました。
高血糖の状態が続くと、血管がもろく、ボロボロになる
血糖値が高くても、初期段階では痛みやかゆみなどの自覚症状はまったくありません。そのため食事や運動、薬物療法を行わず、血糖のコントロールを怠ったまま、長期間放置しているケースがあります。高血糖のまま放置していると全身の血管がもろく、ぼろぼろになっていきます。
糖尿病の3大合併症
全身の血管の中でも、最初にダメージを受けるのが細い血管です。糖尿病が重症化すると、細い血管が特に集中している目や腎臓、神経と言った部位にまず障害が起こります。これを糖尿病の3大合併症と言います。合併症になると、モノが見えにくくなる、目がかすむ、体がだるい、疲れる、足がむくむ、手足のしびれと言った症状が現れます。
糖尿病や関連する症状を改善するには
糖尿病は、ストレス、運動不足、不摂生、肥満などを主な原因として発症します。初期段階では自覚症状がまったくなく、高血糖で全身の血流が悪い状態が続くことで知らぬ間に悪化していることが特徴です。
重症化すると「糖尿病性網膜症や腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞など」の怖い合併症をひき起こしやすくなります。治療は「薬物療法や食事のコントロール」はもちろん「運動療法」がとても有効です。
しかし、普段から運動に親しんでいない人や高齢者などは、急激な運動はかえって体の負担となってしまうので日常生活では、ウォーキングなど軽めの運動を取り入れることがおススメで、継続的にマッサージ治療をうけることも有効です。
マッサージ治療は、全身の皮膚や筋肉、関節に適切な刺激をあたえることで、筋肉の柔軟性向上や全身の血流改善などの効果を得ることができます。そのため、糖尿病の患者様にも有効で、実際に弊社でも、糖尿病や合併症の既往がある患者さまからもお問い合わせを多くいただいております。
訪問マッサージの料金(治療費)
訪問マッサージによる施術は、健康保険を使用して受けることが可能で、保険適用による治療費は、厚生労働省により金額が定められているため業者による違いはごさいません。
※障がい者医療証、マル福もご利用可能です。
健康保険適用の場合
1割負担 | 最大643円 |
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2割負担 | 最大1,286円 |
3割負担 | 最大1,929円 |
自費施術の場合
基本料金 | 6,430円 |
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延長料金 | 4,130円 |
実費の場合、まず30分の施術を行います。ご希望に応じて30分単位での延長も承っております。
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